【もう間に合わない?】子育てグリーン住宅支援事業、GX志向型は終了…今どう動くべきか

目次
6. まとめ:今こそ“制度に左右されない家づくり”を考えるとき
1. GX志向型とは? 子育て世帯に人気だった理由
「GX志向型(グリーントランスフォーメーション志向型)」とは、国の子育てグリーン住宅支援事業の一環として、省エネ・脱炭素を強く意識した高性能な住宅を対象にした補助制度です。
対象となったのは、以下のような住宅です
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ZEH基準より高性能:ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準を大きく上回る断熱性・省エネ性が求められます。
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再生可能エネルギーの活用:太陽光発電設備などの導入が奨励されています。
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高度エネルギーマネジメント:HEMS(家庭用エネルギー管理システム)等の高度なエネルギーマネジメント機器導入が必須で、「ECHONET Lite AIF仕様」認証済みコントローラの設置が条件となります。
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一次エネルギー消費量の大幅削減:再エネを除く一次エネルギー消費量を35%以上削減など、従来の基準より厳しい削減目標が設定されています(地域や住宅のタイプによって若干の違いあり)
こうした住宅に対して、最大で160万円という手厚い補助金が支給されることから、特に子育て世帯や若者夫婦世帯から非常に高い注目を集めていました。
2. なぜGX志向型は終了したのか?
GX志向型の交付申請は、2025年7月22日をもって受付終了となりました。
その理由は明確です。
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補助額が高額(最大160万円)で魅力的だった
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対象が広く、子育て・若者世帯を中心に全国的に申し込みが集中
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申請額が指数関数的に急増し、短期間で予算上限を突破
結果として、「制度が続くうちに…」と考えた方々の駆け込み申請が殺到し、想定以上のスピードで制度終了に至りました。
現時点(2025年7月時点)では、補正予算の追加や再開の予定は未定となっており、次年度以降の新たな制度創設に期待が集まっています。
3. 「補助金が終わった=家づくりはストップ」ではない
GX志向型の終了を受けて、
「もう補助金がないなら、今家を建てるのは損かも…」
という声も聞かれますが、それは必ずしも正しくありません。
理由は次の3つです。
① 補助金以上に価値のある“高性能住宅”
ZEHや太陽光を導入した住宅は、毎月の光熱費を大幅に抑えることが可能です。
高性能住宅のメリットは一時的な補助金だけでなく、長期的な家計への優しさにあります。
② 住宅価格や金利の上昇リスク
補助金を待って家づくりを先延ばしにすると、土地価格や建材費、住宅ローン金利の上昇などで結果的に総コストが高くなるリスクがあります。
③ 今から準備しておけば、次の制度にすぐ対応できる
今から土地選びや設計の相談を始めておくことで、次年度の制度が発表されたときにすぐ動ける体制が整います。制度の恩恵を最大限受けるには、情報収集と早めの準備が不可欠です。
4. 今から活用できる補助制度とは?
GX志向型は終了しましたが、他にも活用可能な制度は存在します。
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長期優良住宅向けの補助金枠(残予算に注意)
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ZEH住宅向けの補助金枠(残予算に注意)
これらの制度は、自治体や時期によって対象条件や補助額が異なるため、地域密着型の住宅会社に相談するのが早道です。
5. 将来の制度に備えた賢い準備
GX志向型の人気ぶりを見れば、今後も同様の高性能住宅を対象とした支援制度が登場する可能性は高いといえます。
そこで大切なのは、次の制度が出てきたときに“動ける状態”にしておくことです。
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土地の候補を絞っておく
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ライフプランや資金計画を整理しておく
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プラン相談や設計の方向性を明確にしておく
ハウスM21では、「制度が再開したらすぐに申請できる」よう、今のうちから家づくりの準備をサポートしています。
6. まとめ:今こそ“制度に左右されない家づくり”を考えるとき
GX志向型の制度は、たしかに魅力的でした。
しかし、終了してしまった今、次に大切なのは「補助金に頼らずとも価値のある家」をどう建てるかという視点です。
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家族の暮らしに本当に合う間取りとは?
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10年後も快適で後悔しない性能とは?
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月々の光熱費を抑えて、将来の教育費・老後資金に備える家とは?
ハウスM21では、補助金の有無に関わらず、安心して暮らせる家づくりを一緒に考えます。
「今は建て時ではないかも…」と思った方も、まずはお気軽にご相談ください。
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